TEL

【児童発達支援TODAY】~空気を読むのが下手~ 2018/7/12の記事一覧

【児童発達支援TODAY】~空気を読むのが下手~ 2018/7/12

2018.07.12 | Category: 未分類

小さい子でも空気を読むのがとても上手な子がいます。
先生がちょっと睨むと“ヤバい!”と感じて、すぐに先生が期待する行動をする。
お友達を叩こうとした時に、先生に睨まれて、挙げた手をサッと下ろしたり、
お母さんが睨むと、嫌な野菜をゴクンと飲み込んだりできる子です。
大人のちょっとした様子を見て、自分の行動を修正するのは「社会的参照」と呼ばれています。

赤ちゃんは、お母さんのこんな睨みの効いた表情を目にする事で、自分の行動の良し悪しを判断して大きくなっていきます。
多くの子は、この「社会的参照」を元に、行動の良し悪しを学んでいます。

手のかかる育てにくい子も、それはちゃんとそれは出来るはずなんです。
ただ、楽しくお話ししている。
子ども同士でテンションマックスで遊んでいる。
そんな時にまで空気を読んだり、先生やお友達の顔の表情のわずかな変化には気付きにくい子もいます。
きっちりした性格で、大人が期待している事に応えたい子は、すぐに気付きます。
でも、大人が期待しているのに応えるよりも、自分がしたい事を今はいっぱいしたい!今やってる事に夢中!
そんなタイプの子は、周囲の期待になかなか気付きません。
だから、先生がちょっと睨んだくらいではビク!ともしません。
女の子が、そんな怒っている先生に気づいてヒヤヒヤしても、その子はマイペース。
周囲の期待通りにならないので、「育てにくい子」「周りに配慮しない意地悪な子」と烙印を押されてしまうかもしれません。

トップへ戻る