【児童発達支援TODAY】~ASDの子どもとの付き合い方~ 2018/6/26の記事一覧
【児童発達支援TODAY】~ASDの子どもとの付き合い方~ 2018/6/26
※トラウマになりやすい
ASDの(自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群)人たちは、トラウマになりやすい傾向があります。
たとえささいなできごとであっても、それがトラウマになります。
ふとした瞬間に、トラウマになった出来事が、頭の中にふっと浮かんできます。(フラッシュバック) そうなるとパニックになります。
急にギャーッと叫んだり、大暴れしたりというのは、実際に何か記憶がよみがえってきている状態なのです。
そのときには、フラッシュバックであることを子どもは認識していません。
単なる思いだしだよと言ってあげるだけでも、青年期になるとパニックにならないこともあります。
※周囲の大人に理解してもらう
子どもにかかわる大人は、「トラウマ」が引き金となりパニックが起こるということを知り、
それに対してどのように対応していくのかを、周囲にわかってもらう働きかけをおこなうことが、ASDの子どもにとって非常に重要です。
※体を使った予習をする
ASDの子どもに対しては、予習をさせることが大切です。
つねに、予習をしてから物事をすすめると、うまく学習をすすめることが多いです。
このような事を十分配慮しながら、寄り添ってまいります。