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【児童発達支援TODAY】~共感するという事~ 2018/6/6の記事一覧

【児童発達支援TODAY】~共感するという事~ 2018/6/6

2018.06.06 | Category: 未分類

私たちは、普段質問されると答えるという共通したことを行っています。

例えば、「昨日、眠れましたか?」「眠れました」、
「ご飯はおいしかったですか?」「おいしかったです」などです。

よくあるやり取りで、子どもが公園で遊んでいるとき突然、お母さんのところに子どもが泣きながら駆け寄って泣いています。
お母さんは「どうしたの?」と聞きます。そのお子さんは「転んだの」と言っている光景です。
この時、お母さんが「どうしたの?」ではなく、「痛かったね」と言ったらどうでしょうか。
そのお子さんは「痛かったの、ここ、ぶつけちゃった」と言ってくれるかもしれません。
質問したら応えてしまうという中で、「どうしたの?」と聞くと子どもは、気持ちよりも先に状況を説明しなくてはならなくなり、気持ちがスッキリしません。
そこで「痛かったね」というと気持ちや感情が先に出て後からああだった、こうだったと話してくれます。
このやり取りのように、気持ちや感情を聞くことで人は受け入れてもらったと感じます。
こうしたやり取りが相手を理解することや共感に繋がって行きます。
このことは、親子だけでなく私たち大人でも同じことが言えると思います。

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