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くまのランス

2021.12.28 | Category: 脳機能バランサー

こんにちは。TODAY is New Lifeです。
本日は『脳機能バランサー』について素敵なエピソードを書かせていただきます☆

問題を解いている中で間違えてしまうとすぐにホーム画面に戻り、なかったことにしてしまうお子様がいらっしゃいました。
しばらく様子を見た後に、「どうして戻るの?」と聞くと、涙して「いやです」と答えてくれました。
お子様にとって『間違えたくない』という気持ちが非常に強かったのだと思います。
そこで少し涙がおさまってから指を使って、
「今3つ答えて、1つだけ間違えちゃったね。でも、正解したのは何個あった?」と聞くと、
最初は涙が止まらず理解ができない様子で何度伝えても「いやです」「やりません」の一点張りでした。
涙が落ち着くたびに、伝えると、だんだんと落ち着いてきて、自分の指で『2』と示して下さりました。
「間違えちゃった1と正解した2はどっちが多い?」と聞くと「正解!」と答えて笑顔になりました。
そして間違えてしまった問題からホーム画面に戻らず次の問題に進めることができました。

もう一度間違えてしまいました。
すると、私の顔を見て不安そうな表情を見せるも一緒に『次へ』のボタンを押して進むことができました。

『脳機能バランサー』通称『くまのランス』は全問間違えてしまっても必ず最後にスタンプをもらえるシステムになっています。
もちろん全問正解したときよりもらえる枚数は少ないですが、
間違えたからと言ってもどってしまうのでは『0』、間違えてしまってもそのまま頑張れば『3』ももらえます。

この違いをゆっくり指と画面を使って説明するとさらに間違えても良い理由に納得して下さり、
間違えても私を見ずに次に進めるようになって下さりました。

もちろん、それが今後も続けられるかは分かりませんが、お子様が『嫌!』と強く感じてしまうところに、
常に寄り添いながら声掛けをしていきたいと思います。

公文やモンテッソーリとは違い、DIRの中で取り入れているメニューなこともあり多くのお子さまにとって取り入れやすい学習となっています。
お子様が苦手とする学習を伸ばす良いきっかけに出来るよう、これからも取り組み方を工夫していきたいと思います。

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