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円柱さし(モンテッソーリ教具)
こんにちは!TODAY is New Lifeです。
今回は、モンテッソーリ教具紹介編としまして、
TODAYでよくお子様方が取り組んでいらっしゃいます「円柱さし」について説明をさせていただきます。
「円柱さし」はこちらになります!
木製の教具で、つまみのついた10個の円柱と10個の穴を持つ枕木からなっており、A、B、C、Dの計4組あります。
それぞれ、つまみのついたパーツは高さや太さが漸減するように設定されています。
基本的な操作としましては、円柱と穴は対になっておりますので、
「円柱に合う穴を見つける」「穴に合う円柱を探し出す」ことになります。
また、高さ、太さの漸次性を識別し、「順番に並べていく」ことも段階づけとしての操作です。
これらに取り組むことで、「大きさの識別をできる視覚を養う」ことを目指します。
それでは実際に取り組んでいただきましょう。
まずは、順不同に並んだピースから、一つ選んで頂きます。
持つときは指先(親指・人差し指・中指)を使います。
そして、当てはまる穴を探して頂きます。
上手にできてます!
そしてお次は段階づけの取り組み方です。
ピースを同じく順不同に並べて、大きさの順に並べ替えていただきます。
すごい!完璧ですね!
4組ある教具ですので、お友達同士で取り組むこともできますし、
また、4組のピースを全て順不同に並べて難易度を上げるなどの応用も可能です。
皆様、発想が富んでいらっしゃいますので、
大人が想像もつかないような取り組み方をすることもあります。
モンテッソーリにおいて重要とされているのは「誤りの訂正をしない」ことです。
教具の望ましい取り組み方ではないとしても、
職員の「こうやってほしい!」という一方的な感情でそれを否定することはしません。