こんにちは!TODAY is New Lifeです。
6月に入り、柿生周辺の木々にも梅がなってくる季節になりました。
送迎時に落ちている梅を見つけると、お子様方も嬉しそうに「なんか落ちてるよ！」と教えてくれます。
「酸っぱい梅干しになるんだよ～！」とこちらが教えると、酸っぱい顔をしてくれます(*^_^*)

さて、最近のTODAYでは珍しくて楽しい運動メニューを、ということで「相撲」を行ないました。

TODAYの床にテープで円を引き、土俵に見立てます。
ルールは、投げたり転んだりはまだ危険が伴いますので、押し相撲に限定し、
「職員は押すのはいいが、お友達を押すのはだめ」と明確なルールを提示します。
この、「ルールを提示する」というのは療育においても大きな役割があります。
運動やゲームにおいて、こういったルールというものは
「理解してそれに則って活動できる」「言わなくても察する事ができる」ことが理想ですが、
それが苦手であるからこそトレーニングが必要です。
ソーシャルスキルトレーニング（以下、SST）の観点から、
「人が社会で生きていくうえで必要な技術を習得するための訓練」として
子どもが積極的に参加をしやすい運動やゲームなどからそういった取り組みを入れていきます。
「お友達を押してはいけない」というルールを設けることは
もちろんお子様同士の安全を確保する為にもなりますが、
大人になってからの「暗黙の了解」を理解するトレーニングにもなるという事です。

今回の運動では、皆様「友達を押さない」というルールを見事守りながら楽しんでおられました！
更には、手強い職員を土俵際に追いやるべく、お友達同士で協力する姿も見られて
職員としても微笑ましく見守らせていただきました。
また、「押す」という行為をまだ身体で表すことができなかったお子様方も
お友達の動作を真似ることで「動作の認識」につながり、
見事！職員を押し出すことができておりました(^^)
最後は入念にストレッチをして、怪我なく楽しく終えられた運動でした♬