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少人数でインプットタイム(公文)

2020.09.21 | Category: くもん

こんにちは。TODAY is New Lifeです。
今回は平日の午前中に行っているインプットタイムについて書いていこうと思います。
インプットタイムは『午前の公文』として行っていて、『言葉に触れる機会を増やす』ことを目的としています。
午後に行っている通常の公文とは異なり、みんなで一緒に取り組むプログラムです。

職員の前に椅子を並べ、ご挨拶をしてから始まります。
最初から完璧に座れる必要はありません。療育室の端に座っていても実は目線は職員の方を向いて居たり、耳を傾けているお子様もいるんですよ。
この日は幼稚園が終わってから通所される予定のお子様が多く、少人数でのインプットタイムでした。

ご挨拶の次に行うのは点呼です。
職員が1人ずつお子様のお名前をよび、大きくお名前が書かれている『おなまえカード』を手渡します。
このカードをもらうことを楽しみに参加されているお子様も多く、とびっきりの笑顔で元気にお返事をしてくれます。



お返事や歩行が難しいお子様は職員が寄り添い、一緒に『おなまえカード』を受け取りに行きます。
通所を始められて間もない頃はこの流れがよくわからず『???』というような表情になっていたお子様も段々とTODAYでの生活リズムをつかむ事ができ、いいお顔でカードを受け取りに来てくれるようになりました♪



インプットタイムの内容はその日の参加されるお子さまに応じて変更しており、この日は絵カードと絵本の読み聞かせを行いました。
絵カードは様々な種類があります。(写真はその一部です。)



この日は『ひらがなことばカード』と『生活道具カード』のフラッシュカードを行いました。
職員が1枚ずつカードをめくりながら読み上げ、お子様とその他の職員が復唱をしていきます。
復唱が難しいお子様もカードを見て、周りの音を聞いて参加します。



生活道具カードでは日常生活で見る道具が多くあるので、ジェスチャーをして見せてくれるお子様もいました。

続いて絵本の読み聞かせ。
絵本はお子様に合わせて職員が選びますが、この日は2人だけの参加でしたので特別に絵本選びもしてもらいました!
2冊の本を提示して「どっち?」と職員が尋ねると、少し考えた後に「こっち!」と指をさして意思を伝えてくれました。



2冊目は職員が選んだ『おいしいおと』を読み聞かせ。
絵本に出てくる美味しそうなご飯を「食べたい人ー?」と聞くと「はいっ!」と元気なお返事をしてくれました。



みんなで食べる真似をして「おいしいね」と会話を楽しみながら読み聞かせを行いました。
最初は自身が食べる真似をすることを楽しんでいたお子様が隣のお友達に温かい視線を向けたり、「おいしい、おいしい」と優しく頬を触ってあげたりする姿も見られました。
お友達との関わり方を学んでいくことができるのも集団療育の魅力ですね。



読み聞かせが終わるとお名前カードを集めて、ご挨拶をして終了です。
最初は人数が少なくて少し寂しいかな?と思いましたが、この日にしかできないのんびりとした良いインプットタイムとなりました♪

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