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見えにくさが原因!?
こんにちは。
児童発達支援TODAY is New Lifeです。
読むこと、書くこと、運動が苦手なお子様がいらっしゃいます。
発達段階の過程で、まだ経験が浅いため、苦手な場合もありますが、見えにくさが原因の場合があります。
ものが見えにくいというと、近視や遠視など視力の問題と考える方が多いかと思いますが、
視力検査では問題がないのに、音読をすると同じところを何度も読んでしまったり、
文字を書き写すのが難しかったりして、悩みを抱えている子がいるのです。
ものを見るためには、視線を合わせたり、形や色を見分けたり、見たものを脳で処理して身体を動かしたりと
様々な能力が合わさって、そのものを正しくはっきり見えることができます。
見えにくさで問題になるのが、本人も周囲の方もそれに気づきにくいところです。
読み書きや運動が苦手なとき、「勉強が苦手な子」「不器用な子」ととらえ、
出来ないのは努力が足りない体と誤解して間違った指導をしていることもあるかもしれません。
もしも、その子が見えにくくて、そのこと自体を把握することが難しかったとしたら・・・
お子様にとっても、指導者にとっても、悪循環が生まれ、
お互いが理解しあえずに苦しい状況が続いてしまいます。
両者がお互いの事を分かり合い、お子様にとってよい環境下で学ぶことができるように、
小さな気づきが大事かもしれませんね。
★こんな様子があったら、『視覚機能』の問題!?
・同じ行を何回も読んだり、読んでいる場所が分からなくなったりすることがある。
・文字が読めないほど穢かったり、マスからはみ出したりすることがある。
・頭を動かしながら本を読む。
・板書を移すのに以上に時間がかかる。
・手先が不器用で、おはしやはさみをうまく使うことができない。
・集中して見ることが苦手で、話を聞くときにたえず視線を動かしている。
・ものや人によくぶつかってしまう。
・投げられたボールをうまく受け取れないことがある。
上記の様子が見られたら、視覚機能に問題があるかもしれません。
こういった症状が見られた場合、ビジョントレーニングが必要です。
適切にトレーニングを言って、視覚機能がアップすれば、
上記のような「見えにくさからくる」さまざまな悩みも次第に解決していきます。
お子様たちの視覚機能の問題やビジョントレーニングに関しては、今後のブログで書いていきたいと思います。
私たちの療育の中にもビジョントレーニングを実践している場面もありますので、それもご紹介できればと思います!