【児童発達支援TODAY】~長い葛藤の後に~ 2018/11/5の記事一覧
【児童発達支援TODAY】~長い葛藤の後に~ 2018/11/5
先日、あるお母さまからこんなことを伺いました。
「この子、私にちっとも懐いてくれなかったんです」
「私の何がいけないのか悩みました」
そんな過去のお話をしてくださいました。
その時お母さまは、「うちの子少しと違う・・・」と思ったことでしょう。
発達に何らかの偏りがあると気づき受け入れるまで様々な葛藤があったことと思います。また、大きなショックを受けたこと思います。
その一方で、これまで「親のしつけが悪いせいだ」「甘やかして育てているせいじゃないの?」などと周囲から責められ、悩んできた人の場合、「子どもの問題行動の原因がわかった」「子育ての方向性がみえてきた」と、これからの子育ての糸口をつかんで前向きな気持ちになれるケースもあります。
子どもに強いこだわりがあるとわかったときに親がおちいる心理状態として
イライラして周囲のちょっとした言動や態度が気に障ることや、
抗うつ状態になり自分への怒りや周囲からの疎外感で孤独を感じ、気分が落ち込んでしまったり、無気力になり何も考えられなくなったこともあるでしょう。笑顔もなくなりますよね。
長いトンネルに必ず出口があるように、長い葛藤ののちに、いつしか子どもの姿を穏やかに見守れるようになったり、未来に向かって子どものために何ができるかを考えられるようになっている自分に気づくことでしょう。
さまざまな時期を経験しつつ、それを乗り越えていくことは、親子の絆をより一層深めていくことにもなります。
お母さんが笑顔でいることが、お子さまにとって何よりの精神安定剤なのです。
それでも辛かったり、不安になったときはご相談ください。
TODAYはお子さま達の明るい未来を見つけるお手伝いをさせて頂きたいと思っています