【児童発達支援TODAY】~生きにくさを少しでも・・・~ 2018/10/29の記事一覧
【児童発達支援TODAY】~生きにくさを少しでも・・・~ 2018/10/29
お子さまの成長には一つの目標に対して多くのステップを作り、
一歩一歩進んでいくことが大切です。
「会話が苦手」という一つのケースの中には
「相手の気持ちを読み取ることができない」
「相手の言っていることの意図が汲み取れない」
「自分がどんな言葉を使って返答したらよいかが分からない」
というような多くの要素が含まれています。
最初から「会話がうまくなる」という急激な変化を求めるのではなく、
苦手なことを一つひとつ解消しながら本人の感じる「生きづらさ」に対応していけると良いのではないでしょうか。
秋は幼稚園・保育園でいろいろなイベントが開催されることでしょう。
そんな時、発達面にアンバランスさのあるお子さまは、とても辛い思いをします。
「指示を理解したり、判断したりするのが苦手」「自分の行動をコントロールするのが苦手」「人とのコミュニケーションが苦手」など、
協調性・自己統制の未発達なお子さまにとって『一列に並べません』『並んで行進ができません』
『お遊戯を合わせることが出来なくて困ります』とお悩みはいろいろでしょう。
これからもこのような場面はお子さまに何度もやってきます。
そのためにも、就学前のソーシャルスキルトレーニングが重要となります。
毎日・毎日の繰り返しで少しずつ覚え、覚えて実行出来たらすぐ褒めて『褒められた!!』という感覚を何度も体験することで自信につながります。
≪褒めて伸ばす≫を実践することで就学前にお子さまの生きにくさを少しでも減らし、
苦手意識をなくしてあげることで、小学校に入学してから楽しく過ごせる準備が大切なのです。