【児童発達支援TODAY】~~吃音とは~ 2018/10/5の記事一覧
【児童発達支援TODAY】~~吃音とは~ 2018/10/5
お子さまの話し方にふっと違和感を覚えたことはありませんか?
語音や音の一部を繰り返す「お、お、お、おはよう」
語音を引き伸ばす「おーーーはよう」
語音が詰まって出てこない「・・・・・・おはよう」
これらのような『ことばがスムーズに出ない』症状のことを吃音症と言います。
そして、その症状のために会話、音読、発表、面接、スピーチ、自己紹介、号令、電話・・・
日常生活の多くの場面で支障が出てきます。
これらの場面での失敗経験の蓄積が発話に対する恐怖心となり心を支配するようにもなりかねません。
また、これらの症状を周囲に知られないようにと言いにくい言葉の前に不要な言葉をつけたり、
言いやすい言葉に言い換えたり、考えているフリをしたり、
身体の一部を動かしてリズムをとったり、極力話す場面を避けたりとおおきなストレスになることでしょう。
吃音になる「きっかけ」は人それですが、物心つく前から吃音があったという人が多く、小学生からという人も少なくありません。
幼少期の子供は左右の言語脳野の機能分化が進んでいないため、吃音が出やすいといわれています。
今一度、お子さまのお話の仕方に意識を傾けてみては如何でしょうか。