本日は『S‐M社会生活能力検査』とは何か、をご説明いたします。

S‐M社会生活能力検査とは
お子様の日頃の様子から社会能力のおおよその発達をとらえる検査です。
適応年齢は１~13歳までですが、社会能力の発達状態によって13歳以上のお子さまにも適応することが出来ます。
更に、全体的な生活能力だけでなく、6つの領域ごとに情報がえられるようになっていきます。

6つの領域とは
身辺自立（SH）…衣服の着脱、食事、排泄などの身辺自立に関する能力です。
移動（L）…自分の行きたい所へ移動する為の能力です。
作業（O）…道具の扱いなどの作業遂行に関する能力です。
コミュニケーション（C）…言葉やコミュニ―ション能力です。
集団参加（S）…社会生活への参加具合を示す能力です。
自己統制（SD）…わがままを抑え、自己の行動を責任もって目的に方向付ける能力です。

この6つの領域ごとに領域別発達年齢が出ます。それにより、お子様の社会能力の育ちの順調な領域、そうでない領域が分かります。
この検査結果も踏まえ個別支援計画書を作成し、お子さま一人ひとりに適した支援を提供致します。

『S‐M社会生活能力検査』二本文化科学社より一部抜粋