【児童発達支援TODAY】~おへそをかくす~ 2018/6/15の記事一覧
【児童発達支援TODAY】~おへそをかくす~ 2018/6/15
先日、今にも雷が鳴りそうな日に一人のお子さまが、「おへそをかくさないと」と言っていました。そこで・・・
~おへそを隠す理由~についてお話致します。
おへそを隠そうとすると、どんな体制になりますか?
背筋を伸ばして・・・お腹に手を当てる人はいないのではないでしょうか。
ほとんどの人が背中を丸めて、小さくなると思います。
これは、雷から体を守るためと言われています。
雷は高いところに落ちる性質があります。よく高い木や塔などに雷は落ちますよね。
おへそを守るために、かがみ・・・体を伏せることで落雷から体を守ったのです。
昔、着物を着ていた時代のお話です。
帯の中にお財布を入れて歩き、落雷にあった人がいたそうです。
その人のおへそは黒く焦げてしまい、おへそが取られたようになってしまったそう。おへその周りは皮膚が薄いため、裂けてしまうことや・・・電気が体に入って感電してしまいます。落雷が原因のため、雷様がへそを取った!とかへそが好きと言われるようになったのです。
おへそを隠すのは、落雷からしっかりと守る必要があるからなのですね。
その他に、雷が鳴り夕立がくると気温が急激に下がります。
お腹を冷やさないために、おへそをかくせ(お腹を守れ)と言われたようです。
先人の知恵ってすばらしいですね。