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会話への道

2022.03.18 | Category: 活動の中から

お子さまが会話上手となり、会話を楽しめるようになることが私たちの願いです。

会話には多くのルールがあり、大人でさえそれらすべてに従うのに苦労しています。ましてや発達に課題を抱えたお子さんがそれらを学ぶことがいかに難しいか想像する必要があると思います。

会話の最も重要なルールはターン・テイキング(順番こ)であるという説もあります。通常の会話では、相手がしゃべっている時には自分は黙り、相手が発言を止めるのを待って、今度は自分が話し始めます。

療育室でも、スタッフが声をかけても、無反応で歩き去ってしまうお子さんを見かけます。そのようなお子さんは、会話のルールの初学者であり、勉強中なのだと受け取っています。

このようなお子さんを頭ごなしに叱らない理由は、実は、お子さんは声かけに対してリアクションしているけれども、私たちがそれを見逃しているという可能性を考えるからです。

ご家庭で観察されれば、保護者様とお子さんがさまざまな方法でお互いに応答していることに気付くかもしれません。例えば、お子さんをくすぐるとき、お子さんは自分が楽しんでいることを知らせるためにおとお父様やお母様のお顔を見るかもしれません。しばらくくすぐるのをやめたら、お子さんが手を引いて続けることを要求するかも知れません。このような親子の間の交流の中に、実は会話のルール習得が始まっているかも知れません。

療育室でも、このようなお子様との代わりばんこの働きかけがあるやり取りをするように心がけています。お子様とのやり取りが長くなると、関心を持っていただいているサインと考えます。それは会話に似ていきます。それぞれのお子様にあった関わり方があり、一つのパターンですが、お子様に寄り添い関わりを作ることを心がけています。

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