児童発達支援TODAY is New Life~自閉症の療育①~の記事一覧
児童発達支援TODAY is New Life~自閉症の療育①~
こんにちは。児童発達支援TODAY is New Lifeです。今回は自閉症の療育についてのブログを書きたいと思います。
自閉症の療育には、3代流派があります。
TEACCH(ティーチ)・ABA(エービーエー)・DIRが元祖と言われている発達アプローチです。
今回は、TEACCHについてお話したいと思います。
TEACCHは、一番古くからある療育法です。
流動的な見えない情報(言葉での指示など)を把握する事が一般的に苦手な自閉症の方の為に環境自体を自閉症者が行動しやすいように変えるという
療育です。
例えば耳からの情報だけでなく視覚的に見せる指示の与え方をします。
環境を変えるのではなく能力の向上を考えるABAの療育が今はスタンダードなのですが、基本思想である視覚化はSST等では効果的な療育な為、TODAYでも取り入れています。
絵カードを用いる事もありますが、各自の靴や荷物置きの籠にに果物の絵を貼って場所の認知に役立てたり、
昼食の時間に全体の様子に気付かずに遊んでいる子にお弁当箱を見せて机までの移動を繰り返すうちに、机の並び方で昼食の時間に気が付き
自ら座るようになるといった事例も数件あります。
集団療育の中で、このように生活に関する知識やルールを増やしていける療育を当事業所は行っています。