TEL

児童発達支援~苦手、不器用さの原因とは?~の記事一覧

児童発達支援~苦手、不器用さの原因とは?~

2020.06.08 | Category: ソーシャルスキルトレーニング

こんにちは。
児童発達支援 TODAY is New Lifeです。

苦手や不器用さの原因は以下の5つと考えられます。

①両手がうまく使えない。
・・・片方の手を使って物事をする際に、もう片方の手でそのものを抑えることが難しかったりします。
②感覚の未発達
・・・感覚過敏や感覚鈍麻があり、皮膚からの正しい情報が伝わりにくく、身体や手などをうまく動かせないことがあります。
③力のコントロールが苦手
・・・姿勢が崩れやすかったり、力任せにものを扱ったり、関節や筋肉量も関係します。
④ものをみる力が弱い
・・・視力の問題だけでなく、視線をうまく動かしたり、目で形を捉えたり、ものとものとの位置関係を把握したりする力が未発達の場合もあります。
⑤身体のイメージがとらえにくい
・・・身体のイメージとは、自分の身体の大きさや周囲のものとの関係性の把握、どのように身体を動かしたら、そのものが扱えるかといったことを無意識レベルで行う事が難しい、未発達な状態にあるということです。

お子様によって原因は様々で、上記の五つが混在している場合もあります。
苦手なことを繰り返し練習するだけでなく、お子様の苦手や不器用さの原因を把握することが大切です。

TODAYの療育の中では、こういった原因分析を職員間での週に1回の支援会議で話し合っています。
お子様一人一人の計画書を見ながら、保護者様の要望、お子様の不得意な部分、TODAYでできることを全職員で考えています。

また脳機能バランサーというゲーム感覚で行えるソフトを用いて、
13のパズルゲームで、注意力・言語力・空間認知力をバランスよくトレーニングします。
狙いは9つあります。
①ことばに親しみ語彙を増やす
ことばに親しみ、語彙力をつけるには、「はじめのもじ」「ことば」などの言語タスクをなぞなぞやゲーム感覚で楽しみます。これらは、すべて文字と音声の両方で取り組むことができます。

②文を理解する力をつける
「ききことば」「わたしはだれ?」といったタスクでは、2語文、3語文と、問題が少しずつ複雑な構造になる仕組みです。繰り返すうちに、自然と文の構造が理解できるよう配慮して設計しました。

③ことばを聞き取る力を育む
「わたしはだれ?」タスクは、文字と音声がセットとなって出題されるなぞなぞです。聴覚認知の困難な子どもたちのための、聞き取りトレーニングにもご活用いただけます。

④数を理解し身につける
「しかくたんさく」では、数をたどっていきます。数唱しながら取り組むことで順序としての数に親しみます。
「ブロック」では、積み重なったブロックの数を数えます。量としての数を理解することができます。

⑤空間認識力をアップさせる
日常生活から高度な数学にいたるまで、「見える」力は非常に大切です。「ジャストフィット」では平面のシルエットクイズで二次元の認知力を、「りったいフィット」では三次元の認知力を、それぞれ高めることができます。

⑥遂行機能を強化する
日常生活でだんどりを考え、遂行するには、途中で必要な情報を記憶するワーキングメモリと遂行機能が必要です。「フラッシュライト」はワーキングメモリを、「さめがめ」は遂行機能をゲーム感覚で鍛えることができます。

⑦感情を制御する力をつける
自分の感情をコントロールしながら行動する力は、日常生活の大切な要素です。「スピードタッチ」「くるま」「もぐらたたき」は、楽しく取り組みながら、自然に抑制力を身につけます。

⑧集中力を高める
「しかくたんさく」「もぐらたたき」「スピードタッチ」の各タスクでは、画面全体の状況に注意を払い、冷静に判断し、正確に操作する力をトレーニングすることで、集中力を高めることができます。

⑨褒めて自信をつける
達成したことに合わせて、子どもたちをしっかり褒めてあげることで、自己への信頼を作り、やる気を高めることができます。これは学習効果を高める上で、大変に重要で有効な要素です。

こちらを使用し、小さな達成でも褒め一緒に喜ぶ演出を、随所に盛り込んでいます。
ぜひお子様と一緒にTODAYで体験してみてはいかがでしょうか?
ご連絡お待ちしております♪

トップへ戻る