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【児童発達支援TODAY】~不安な気持ちに寄り添って~ 2019/2/11の記事一覧

【児童発達支援TODAY】~不安な気持ちに寄り添って~ 2019/2/11

2019.02.11 | Category: 未分類

TODAYこお教室には様々な特性を持ったお友だちが登所してくれています。
なかでも自閉症と言われているお友だちがたくさんいます。そこで・・・

自閉症のあるお子さまは変化がとても苦手です。「いつもと違う」ことに強い不安と拒否感を感じます。

例えば、時間割が違う、いつもと違う道を通った、部屋の家具の位置が違うといった、ほかの人には些細に思えることでも気持ちが動揺しパニックになってしまうことがあります。

◇見通しを持たせて安心させる
先の見通しを立てられるように予告します。これから何をするか理解し、予測できると安心して行動できます。

そのためには絵などを使って子どもが分かりやすい方法で、そのお子さまが安心できるタイミングで伝える事が大切です。

伝えるタイミングは直前だとパニックの原因になりますし、早すぎると意味がなくなったり、他のことが手に付かなくなったりすることもあります。

◇不安からくる行動を理解する
臭いを嗅いだり、くるくるまわったり、ジャンプを続けたり…。変わった行動やくせがあると、親としてはやめさせたくなりますが、その行動は不安や緊張をやわらげるためにしている場合が多いと言われています。

無理に止めるといっそう落ち着けなくなります。危険な行動や人に大きな迷惑がかかることでなければ、落ち着くために必要であることも理解し、ある程度は容認してあげることも大切です。

一人ひとりに寄り添って不安のない楽しいお教室になればと思います。

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