【児童発達支援TODAY】~「ありがとう」は幸せを運ぶ魔法の言葉~ 2018/11/1の記事一覧
【児童発達支援TODAY】~「ありがとう」は幸せを運ぶ魔法の言葉~ 2018/11/1
一期一会でお別れするような御縁と違って、家族の場合は切っても切れない関係だけに、
「思いやり」の心を磨くために必要な相手といえます。
家族の間で、相手の立場を思いやり赦(ゆる)すことで、無償の愛のトレーニングをさせて貰えるのです。
楽しく幸せに暮らすためには必要不可欠な「相手の心を受け止める勉強」を、家族だからこそできましょう。
ところが、密着しすぎているせいか、他人様には「ありがとうございます」と感謝の気持ちを素直に伝えられるのに、
長年同居している夫や子どもたちには、なぜか「ありがとう」と口から出ない傾向があります。
その心の奥には「嫁、妻、母として、私はこんなに一所懸命尽くしているのだから、
あなたたちから感謝してもらって当然」という驕(おご)り、あるいは
「気恥ずかしい」、「言わなくても伝わっているはず」
「家族に言うなんて面倒」といった気持ちがあるのかもしれません。
そこをちょっと反省して、言葉に出してみましょう。
喧嘩をしたり、慰め合ったり、言いたいことを言い合い、
時には依存し合い、甘え合いながらも、小社会の中で磨き合っていくのが家族。
そのために「ありがとう」は、潤滑油となります。
「とてもいい練習台になってくれて本当にありがとう」と思い直し暮らしていくと、
感謝の言葉が自然に出て、家の中が温かい雰囲気に包まれてきます。
「ありがとう」は幸せを運ぶ魔法の言葉です。