【児童発達支援TODAY】~日常で取り入れられるソーシャルスキルトレーニング(SST) ~ 2018/10/25の記事一覧
【児童発達支援TODAY】~日常で取り入れられるソーシャルスキルトレーニング(SST) ~ 2018/10/25
①あいさつをする
あいさつは、人とのコミュニケーションには欠かせないものです。
ところが子どもの中にはどこでどのようにあいさつをすればよいかが分からなかったり、
あいさつの言葉を口に出すのが恥ずかしかったりと、さまざまな理由からあいさつができない子どもがいます。
適切なタイミングで適切なあいさつの言葉を発することができるようになるためには、
「大人が積極的にあいさつをすること」
「あいさつを強要しないように気をつけること」が大切です。
「あいさつをすることは気持ちがよいこと」
「相手の気持ちが嬉しくなること」
ということを子どもが肌で感じられるような環境を作っていくとよいでしょう。
②順番を守る
公園の遊具に乗るとき、バスに乗るとき、お店に並ぶときなどに、つい並んでいる人の間に入ってしまったり、
「一番」じゃないといやだと駄々をこねてしまったりする子どもがいます。
一番であろうとすること自体は決して悪いことではありません。
しかし順番を守ることができないと、そこからけんかに発展してしまったり、
相手から嫌な印象を持たれてしまったりとトラブルになってしまう可能性があります。
そうならないために大人ができることは
「日頃から自分が順番を守り、その姿を子どもに見せる」
「子どもが順番を守れたときに褒める」
「一番じゃなくても大丈夫だということを伝える」などです。
順番を守れなかったからといって叱るのではなく、自然に順番を守れるように
なるために日々の生活から習慣を身につけていくことが重要です。